大好きだからこそ。

私は自担の結婚に関して肯定的な立場だ。時が来たらすんなりと受け入れられるだろうし、もし明日結婚しますと言われても、最初は驚くかもしれないがその時は心からおめでとうを言いたいと思っている。「アイドルの結婚」それはオタクにとって否定的に捉えられがちな印象があるが、わたしは逆で、櫻井くんが結婚した後の世界軸に一種の好奇心を抱いている。アイドル櫻井翔の結婚は世間の注目を集めるだろうし、櫻井くんがどんな人を好きになったのかを含め、単純に楽しみでもある。たぶんこう言うと「本当に好きなのか?」「それはファンと言えるのか?」等、様々な意見が出るだろう。しかし私はファンの在り方は様々であると思う。推しへの愛の形は、人それぞれ、十人十色だ。

わたしは櫻井くんが泣けるほどだいすきだ。言葉で表せないぐらい好きだ。好きすぎて苦しくなるぐらい好きだ。24時間テレビや紅白でピアノを演奏している櫻井くんを見たり、キャスターや司会者として奔走している姿を見ていると、櫻井くんの努力家な一面に打たれて涙が止まらなくなり、拗らせ期に突入する。深夜に妄想を読み過ぎて現実との境が見えなくなり、叶わない恋に枕を涙で濡らす。画像フォルダにある大量の櫻井くんの画像を見ていると自然と涙が出てくる。そんな痛いオタクだ。でも櫻井くん自身の幸せとファンである自分とのエゴは混ぜたくないと思っている。あくまで櫻井くんには櫻井くんの幸せを手に入れて欲しい。ずっとみんなのアイドルでいてください!なんて絶対に言えない。いや、櫻井くんが結婚して奥さんができたとしても、その事実をもってして私の中での「アイドル櫻井翔」は終わらない。夢は醒めない。結婚したからといってアイドルの価値が下がるとは思わない。

最近見たツイートに「推しが生きているのを見るのが楽しい」というのがあった。また、メンバーが自殺をした某グループのファンのツイートで「アイドルやめていい、生きてるだけでいいから」というツイートも目にした。
本当にそのとおりだと思った。生きているだけで既に最高のファンサなのだ。眉毛を下げて爆笑したり美味しそうにごはんを食べたり、ステージ上ではキラキラの笑顔を振りまいて踊ったり…生きている櫻井くんを見ることができる、それだけで幸せな気持ちになれる。それは櫻井くんが結婚しても同じで、櫻井くんがアイドルを、嵐をやめないでいてくれる限りきっと毎日たのしいし幸せだ。アイドルは夢を売る仕事とはいうけれど、私にとっては櫻井翔という人物がこの世に存在し アイドルでいてくれる事実が既に夢のようであり、ありがたいと思う。だから結婚しても櫻井くんは自分にとって泣くほど大好きな人で、尊敬や憧れの対象で在り続け、夢が色褪せることは絶対にない。そしていつも幸せを与えてくれる櫻井くんには幸せになる権利があると思う。大好きだからこそ、推しの幸せを願いたい。